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1.人物画へのアプローチ(2-始める前に)

ルーミス翻訳

mfune.hatenablog.com

24p、25p

 

特筆すべきことは、ほとんどのビギナーズワークは似通っているということです。分析してみると、ここで言及すべき特徴がみつかりました。このリストを君自身の作品と見比べて、改善できるポイントがないか見ることを勧めます。

 

1.一貫して全体がグレーだ。
何をするか:初めは良い黒色を置けるように柔らかい鉛筆を手に取りましょう。
描きたい対象の黒い部分をピックアップし、そこを強調して描きましょう。
対比的に、対象の白い、又はとても明るい部分は白いままにしましょう。
明るいエリアにグレーを置き過ぎないように。
光の周囲を重い線で囲わないように。

 

2.小さいぼやけた線が多すぎる。
線はしっかり、長く流して描きましょう。短くちぎらないように。
斑点のような小さい線の集合で覆わないように。
造形や影を描くなら、鉛筆をほぼフラットに寝かせて描きましょう。

 

3.頭部のパーツの配置がおかしい。
どんな線が頭部を構成しどのように空間があるのか学びましょう。
(本の後半の頭の描き方の所見て)
正しい場所に顔のパーツを構成しましょう。

 

4.紙がこすられてて汚いかったり、よく巻かれていることがある。
固定スプレー(絵を崩さないためのワニス、定着液)をしときましょう。薄い紙なら、より多くマウントしましょう。
紙の表面を絶対に壊さないように。これはとても良くないです。もしそうなってしまったら最初からやり直しです。絵は丸めたりおったりせず、平にしておきましょう。線を引いてない場所は綿密にねり消しで綺麗にしておきましょう。

 

5.一枚の絵に道具が多すぎる。
一つの道具で絵を描きましょう。クレヨンと鉛筆を、あるいはパステルや他のものを組み合わせないように。一枚の絵は一種類の道具、例えば鉛筆やクレヨン、パステル、水彩、ペン、インクで仕上げましょう。一貫性が生まれます。後に異なる道具を効果的に組み合わせられるようになりますが、スタートはそこからではありません。

 

6.色付きの紙を使いたがる傾向がある。
黒と白の絵は他の何よりも白い紙の上がよく映えます。
色つきの紙を使わざるを得ないなら、作品とその色が調和します。例えば黄褐色やクリーム色の上のブラウンや赤のコンテクレヨンのように。
色は白い紙の上に置いたほうが明快なのでそうした方がいいです。

 

7.ムービースターのコピーだ。
これはそのビギナー作品を見た誰の目にも激しく退屈です。頭部はたいてい絵の視点から見て駄目なライティングをされています。有名人じゃない人の顔を描きましょう。

 

8.配置がよくない。
もしvignetted head(肩から下をぼかした肖像画)を描くなら、興味を引くような魅力的な絵を計画しましょう。紙の全体が絵として区切られるのでない限り端をオーバーしたりしないように。

 

9.チョークによるハイライト。
これを上手くやるにはかなりのスキルがいります。

 

10.題材がつまらない。
ただのコスチュームは絵ではありません。全ての絵は(可能なら技術のデモンストレーション以外の点で)興味を引くものでなくてはなりません。顔にはそのキャラクターの人間性や感情が描かれているべきです。ほかの題材でも興味を引くようなムードやアクションや感情の表現があるべきです。

 

水彩はおそらく最もトリッキーな道具です。しかし殆どのビギナーは使いたがります。効果的な水彩画というものは、大きく緩い筆先の扱い方が大まかで、きっちり定まった絶対的な作法があるわけではないものに違いありません。もし君が水彩画を描くときに点描のように筆をつつきまわしているなら、それは評価されるような絵にはならないと自分でも気づくでしょう。
水彩画の特徴として偶発性があります。色が置かれた時やそれが乾くときに、予想できない感じになることです。予めそのエリアを湿らせてから色を流すことで素敵な効果が得られます。水彩画用の紙を使ってみましょう。柔らかく吸収性の高い紙の上では絵が乱れてしまいます。君が乗り越えなければならないことは、一度に少しずつ取り組んだほうがいいでしょう。一般的に水彩画家は鉛筆の線を残したがりません、特に暗かったり影になっていて透ける部分はなおさらです。同じトーンで筆を置きつつ、柔らかいスポンジやブラシでこすって光っている部分を描き、上から色を薄く塗り重ねることで元より暗くするという手法を使う水彩画家もいます。もし君が小さいストロークをつつきまわすようにしか水彩画を描けないなら、意のままに広げたり擦ったりできる画材のパステルを試してみることを勧めます。油絵は君が望むように色を広げられるまで乾かずにいてくれるというアドバンテージがあります。